かりゆしバンド 30周年コンサート

かりゆしバンド 30周年コンサート無事終了しました。

今回はインフラが天候に左右される島のリアルを知った旅。私達は難なく東京から到着できたのですが、なんと、今回のメインアクト、かりゆしの哲さん、美也子さんは何日か前に徳之島を訪問した後、台風の影響で与論に帰れない状況が続いていたとの事を到着してから知りました。

奄美群島の島間の移動はフェリーかプロペラ機。ルートに限りがあり、台風の際は近くまでいかないと上陸出来るかどうかわからないそう。今回、”抜港”(ばっこう)という言葉を初めて知ったのですが、上陸できないとなると、その島は通過して次の島へ向かうそう。各島間の移動は1日がかりの距離で、ルートに上りと下りがあるため、抜港したからといってすぐに戻れるわけでもなく、お二人は数日間抜港の連続で文字通り島間を右往左往していたとの事。

奇跡的に私達が到着する前日に与論に戻れたものの、フェリー→飛行機の変更で車や機材は途中で置き去りになり、別ルートで与論入りを目指していた音響チームや、かりゆしメンバーもみな同じ状況で、各所でバラバラになっていました。

メンバーも機材も揃わない中、リハがはじまるのですが、地に足がついた人しかいない島、あるものでなんとかするしかない状況で、島中の臨機応変な対応でなんとか形になって、翌日には音響もメンバーも揃い、昨日までの混乱が嘘のようにスムーズな進行。始まってしまえばあっという間のコンサートでした。

かりゆしバンド30年の重み、歴代メンバーも集結し、こども達の舞踊やイキイキしたエイサーチームで大変賑やかな舞台。小さなお子様からお年寄りまで、キラキラの笑顔で確実に芸能が次の世代に受け継がれ、循環している事を実感しました。

哲さんが打ち上げでおっしゃった”音楽を通して社会を良くしていきましょう”とのメッセージ、もうすでに実践されていて、本当に尊敬します。かりゆしバンドとの共演で学んでいる事はたくさんありますが、その中でも芸能と地域のかかわりは大変勉強になっています。

島ならではの、おおらかさとたくましさ、あるもので完結するため、結果的にフレキシブルでクオリティもあがる事を学びました。この経験を次につないで参ります。

哲さん、美也子さん、かりゆしバンドのメンバー、音響の通信特機の皆様、お世話になった与論島の皆様本当にありがとうございました。

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