LilyPond と拡張フルート界のスターお二人!


9月28日 Pit Inn で行われる法華悟空 音声カルテットHOLO の夢枕獏さんの原稿と、ダイローさんの譜面が届きました。ちょうど昨日LilyPondを知った所だったので、自分の楽しみのために譜面を整理しました。

LilyPondはテキストベースの記譜ソフトで、自由度が高く、何よりもポイントが高いのがOpen Sourceという事。Open Sourceのものは共鳴する事が多く、やはり想像通りすごく楽しい ! 今まで使っていたFinaleやSiberiusなどのソフトは、おそらく、何らかのコードを視覚的、直感的に扱えるように一度翻訳したものにユーザーがアクセスするという仕組みだと思うのですが、Lilypondは直接思いついた事をどんどん書いていけるので、脳と直結している感覚があって、リアルタイムに演奏する感覚に近いと感じました。本当に自分が鳴らしたい音がイメージできていないと難しいソフトかもしれないですが、とはいえ、シンプルな事だったら、すごく使いやすくて、Finale難民の方もいるかもしれないので、一応、私が取得した初心者段階の成功パターンを書いておきます。

自分が書きたい楽譜のフォーマットのテキスト(拍子、調号、小節数、段組、繰り返し など、レイアウト含めた音符以外の全ての要素) をAIに休符込みで書いてもらって、後からその休符に実際の音符を当てはめる形。この方法だとリードシートのようなシンプルなものだったら、実際に演奏するのに近いスピードで書けます✨

記譜法と言えば、邦楽古典の記譜法に関して、私は紆余曲折後、原点回帰で縦読みの唱歌スタイルに戻っているのですが、LilyPondの方法を応用すれば、例えば、能楽や雅楽などの口伝、唱歌ベースのものも、本質を失わずに、正確に伝える可能性もあるかも!? と、そんな事を、ふわっと思いました。

LilyPondの事を知ったのは、6月のMIYAMELOツアーでご一緒した拡張フルートのスーパーヒーロー、Meloさんからのご縁。たまたまMeloさんから繋がったBrian Ferneyhoughの演奏のスペシャリストYuri Matsuzakiさんが、研究の手法とてLilyPondを使っていると知ったがきっかけでした。


現在ヨーロッパで活躍されているYuriさんですが、日本にもよくいらしているので、是非生で一度音を浴びたいなぁ、と思っています。フルーティストの素敵な出会いは本当に貴重な事で、嬉しいご縁をくださったMeloさんに感謝です🙏 チューリッヒから届いたフルート界の未来を担うお二人の写真💞

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