6年ぶりのヨーロッパツアー、初のスイス含め約1ヶ月の滞在を経て無事に帰国しました。
スイスのメインは拡張フルートのMeloさんとのアルバム制作のレジデンシーとパフォーマンス。コンテンポラリークラシックの文脈を理解するMeloさんの繋がりで、New Music まさに新しい世界を知る事が出来た事、その文脈+ジャズ、エレクトロニクス、ノイズが交叉するエレクトロアコースティックのシーンを見る事が出来た事、レジデンシー自体人生初の体験で、これほど制作に集中した事はなかったので、本当に新鮮な体験でした。
今年は予想もしない事の連続。3月に20年間続いたジャズのラウンジ演奏の仕事が終了して、(長期契約があった訳ではなく、奇跡的に良い事務所とのお付き合いで毎月20年お仕事が続いたというありがたい展開。共演ミュージシャンも素晴らしくて、このお仕事から得た事は多かったのですが、事務所の引退と共に私達も終了するという流れ)この先どうしよう、という所から、まさかのMeloさんとの出会いやヨーロッパツアーが決まり、3月の自分からは想像もつかない所にいます。
スイスのレジデンシーをホストしてくださったIFMZのMagda Drozdさん・Nichola Genoveseさんは偶然昨年のBar Issheeの月刊MIYAを聴いてくださっていたり、音楽の道は本当に想像もつかない所から繋がりが生まれるものだなと。
今回、Meloさんとフルート+エレクトロニクスのImprovisation Machineの可能性を集中して開拓する中で、機械を道具ではなく、パートナーとしてどんな事ができるか、その相互作用の可能性をもっと追求して、それが人間同士の対話や、コミュニティそのものにどのように作用するか、新しい世界を見たいという気持ちが高まっています。
来年以降も日本/ヨーロッパ双方で計画が進んでいるので、どうぞご期待ください。
チューリッヒは食べ物がとにかく美味しくて(物価は高いですが💦) ちょうどフォンデュシーズンに間に合ったのも最高でした。
チューリッヒでお世話になったMeloさん、IFMZ、会場にいらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
あと、余談ですが、イギリス経由でスイスに向かったのですが、2025年から短期滞在でもイギリスはビザが必須だという事を知らず(チケット取る時もオンラインチェックインの際も気づかず) 出国当日の荷物預け入れカウンターでビザがないと渡航できない事を知るピンチ!幸いETAはオンライン申請で、通常3日以内に発行されるとの事だったのですが、人生最大の集中力で必要事項を記入して、奇跡的に速攻発行されて助かったのですが、1つでも入力項目を間違えて手間取っていたら間に合わなかったかもしれないと思うと、今でも冷や汗です。私が知らなかっただけで、周知の事実だと思うのですが、もしかしたら誰かの役に立つかも知れないので、念の為のメモ書き📝












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