わたしをつくるもの

わたしをつくるもの 月花舎

9月8日(日)

9月8日(日)わたしをつくるもの
神保町 月花舎/ ハリ書房 【アコースティック+モジュラー】
亜子 (Belly Dance) / Miya (Modular Flute) / 吉野弘志 (Bass)
19:00 Open 19:30 Start
予約 ¥3,000 当日¥3,500 (1 Drink付き)
予約▶︎ https://forms.gle/cxVm1psKzAkrHqUn6

色気について私が思うこと – 亜子
「武士道とは死ぬこととみつけたり」 葉隠の中で最も有名な一節であり、私の行動指針のひとつであ る。一般的な意訳としては武士たるものは主君のために死ぬことも覚悟しなければならない。いついかな る時も死への覚悟を持ち、大義のために戦闘や義務を果たす覚悟を意味する。私はこのように意訳する。

本当に大切なモノ・コトに出会えたら、全身全霊で愛する。たとえその他の大きなものを失うことになろ うと。人生で大切なものが見つかるということは非常に得難いことだから。悔いなく魂燃やせ。限りがあ る人生だからこそ、尊く、愛おしい。終わりを意識した生。切実な生。その理念は芯となり、私を強くす る。
大義(=大切なもの)にFocusして生きるために、生き急ぐがゆえの抑えることのできない”殺気”こそ が、その人が纏う色気の正体だと考えている。

色気とは、身につけるものでも、他人から授けられるものでもない。「生き方」つまり「死に方」を見つ める者のみが発する輝きである。

亜子 Belly Dance
遠く離れたマレーシアはクアラルンプールでベリーダンスに出会う。2017年2月よりベリーダンサー・Yasmeenに師事し、Yasmeen主宰による多数のショーに出演。師の導きによりベ リーダンスへの愛と理解を深め、独立。ベリーダンスの楽しさ、美しさを高い熱量で表現し 伝えている。現在、自身の活動拠点である studio Muyeboland(ムーボラン)を主宰し、南青 山を中心に東京都内・海外で活動する。【studio Muyeboland】 はペルシャ語で”長い髪”の意 味。座右の銘は「人生は常に軽やかであれ。踊れ!」

吉野弘志 Bass
1955年広島市生まれ。高校時代よりジャズベーシストを志し、1975年に東京藝術大学音楽学部器楽科(コントラバス専攻)入学。1980年、坂田明(sax)トリオに参加、以後、富樫雅彦・加 古隆・山下洋輔・板橋文夫・塩谷哲など数多くのグループに参加する。また現代音楽の分野で の活動も活発で、故・武満徹プロデュースの” MUSIC TODAY “や「八ヶ岳高原音楽祭」に参 加、2006年の東京オペラシティでの”SOUL TAKEMITSU”にも出演した。また2009年には間宮 芳生書き下ろしの新作オペラ「ポポイ」、2011年には「間宮芳生の仕事」コンサートにも出 演する。また2004年からウード奏者・常味裕司のアラブ音楽アンサンブル「Farha」にも参加 しており、2019年7月には日本で行われたマドリード在住のベリーダンスの巨匠・Nesmaの 「Muwashahat」公演にも出演した。

Miya Modular Flute
フルート奏者・音楽家。ジャズ→即興→生楽器+電子音楽。ものごとや世界の境界に存在する中間的な空間を探検し、生命の息吹と情報的身体の拡張で神聖な音の場を生み出す人。日 本人の父とイギリス人の母の間に生まれ、東京を拠点にヨーロッパ、アジアなど国際的に活 動。山下洋輔をプロデューサーに迎えた「Miya’s Book」などこれまでに多数のアルバムをリ リース。2018年より一噌幸弘に能管を師事する。その後、雅楽にも取り組み、龍笛も演奏。 2021年、2019年より音づくりにエフェクタやシンセサイザーなどの電子的なアプローチを取 り入れはじめ、現在はフルートの演奏でモジュラーを制御するモジューラーフルート奏者とし て、自身の活動を電子音楽やメディアートの場などにも広げている。

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