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Miya's Lesson Column へようこそ

このページでは、Q&A、お勧めの音源、
曲の解説など、日々のフルートライフに役立つ情報を毎月更新していきます。

こんな事聞いてみたい!という事がありましたら、是非チームカノンまでご連絡ください。


レッスンコラム

Vol.39 2017年お世話になりました!

即興ワークショップ、アンサンブルミーティング、フルートパーティと、
カノンミュージックスクールの3本柱のイベントが定着してきました。
2017年はスクールにとって実りの多い一年だったと思います。
新しい生徒さんが仲間に加わり、
続けてきてくださっている方にもそれぞれ変化があったりして、
私も相変わらず良い刺激を受けています。

自分の活動のメインは、良い音楽を世の中に届けたいということ。
そのためには第一線で活躍しなければならないと思っています。
ありがたいことにライブでの共演者は超一流の方とクリエイトできているので、
第一段階はクリアと思っていて、
あとはこれをどれだけ深めて揺るぎないものにできるかが私のチャレンジです。

この流れの中でレッスンを継続して行うことに迷いはなくて、
ライブで得た素晴らしい体験を生徒の皆様にできる限り全てお伝えしたいです。
その素材をどう生かすかは一人ひとりの目標によって変わってきます。

一人ひとりのカラーを大切に育てていきたいと思っていて、
パーティで皆が揃うとはっきりとわかるのですが、
スタイルがそれぞれ全然違うというのが私の自慢です。

(対応できる伴奏者を見つけるのが大変ですが、必然的にレベルの高い方にお願いすることになります。それはそれでチャレンジグな喜びがあります)

人間が違うのだから音色や音楽の方向性が違っていて当然です。
向き合って一緒に音楽について考えることができることは喜びです。
その過程で、趣味の世界では楽器の上手い/下手というのは
関係ないということもつくづく感じさせられます。

もちろん技術を向上して欲しいと思ってレッスンに取り組んでいますが、
その方が歩んできた人生のかけがえのない瞬間が音楽の中で現れてくるので、
教えている方はまったく油断できないのです。

この方の技術はこのくらいだろうな、と思っていたことが、
違う角度から見てみると大きく間違っていた、というような、
嬉しい誤解を何度も経験しました。

できる限り思い込みは作らず、全ての可能性にアプローチできるようなレッスンをこれからも目指してまいります。

2018年もどうぞよろしくお願いいたします。


Vol.38 第2回目の即興ワークショップを終えて。

いよいよ今年も残す所あと2ヶ月。
Can On Music Schoolでは一年の中で目標を決めて、
ペース配分しながらレッスンを進めておりますが、
着実に皆さんの上達を感じられる事、とても嬉しいです。
月に1~2回定期的にいらしてくださる事がやはり大切で、
まさに継続は力なりです。

年に3つのイベント

・即興ワークショップ
・アンサンブルミーティング
・フルートパーティ

を開催しています。
本来は年に1回ずつの予定なのですが、
UKを代表する即興ヴィオラ奏者のBenedict Taylor氏の来日を記念して、
友人特権でゲストとして来ていただき、
先月、特別に第二回目を開催しました。
こうしてフットワーク軽く来てくれるというのが、
即興表現者(インプロヴァイザー)の面白いところです。
それに、技術の有無を問わないというのも即興の一つの大きな特徴。
上手ければ上手いほどアンサンブル能力も上がってくるので、
初心者の方ほど、上手で経験豊富なインプロヴァイザーとの共演のチャンスがあったら、
絶対にやってみる事をお勧めしています。
即興は技術だけでなく、発想や着眼点がモノを言う世界。
そしてベネディクトのような素晴らしい方と共演すると特にそう思うのですが、
アンサンブルを大切にするので、
今、自分がいる空間を音を通して体感し、
共演者とも一体感を感じる豊かな時間を過ごす事ができます。

私のレッスンを受けに来てくださる方は、
ジャズを学びたいという方が100%なので、
即興と言われるとちょっと難しいとか、抵抗を感じるかもしれません。
レッスン内ではジャズにフォーカスするとして、
音楽的視野を広げる意味でこのようなワークショップに参加していただけると、
「こうしなければいけない」と、
無意識の内に自分に植え付けてしまった思い込みから解放されて、
もっと楽に、自由に音楽に取り組んでいただけると思います。

また来年以降も計画してまいりますので、
是非皆様オープンな気持ちでご参加いただけたら嬉しいです。

さて、今月はいよいよ待ちにまったフルートパーティです。
こちら打って変わって年に一度、各自やりたい事をやりたい放題やる会です。
選曲も出揃って、今年もバラエティ豊かなラインナップになりました。
また嬉しい事にカノンのもう一つの拠点、福島県南相馬市からもお客様をお迎えします。
楽しみに準備を進めてまいります!

vol.37 年に一度のFlute Party

いよいよ来月は年に一度のフルートパーティ。
おかげさまで今年で4年目。
皆様と楽しくこの会を続けてこられた事、
そして毎回ゲストでご参加くださる超一流のミュージシャンの皆様に心から感謝です。
技術の段階は関係なく音楽の喜びを共有する事を目的にしています。
伴奏を超一流の方にお願いするのは私にとってもチャレンジでありますが、
それだけ普段から質の良いレッスンを、
ご提供できるようにするためのモチベーションに繋がります。
生徒の皆様と音楽の喜びを共有する事、
そして、フルートを通して音楽とより深く繋がるお手伝いをする事は私の喜びです。
毎年パーティに参加してくださっている方は、
それぞれ本番に向けてペース配分が上手になってきています。嬉しい限りです。

はじめて参加する方はきっと緊張すると思います。
特に経験が浅かったり、自分の技術に自信がない場合はストレスさえ感じるかもしれません。
私のチャレンジはその不安を緩和する事です。
このパーティは上手い下手は本当に関係なくて、
ただただ音楽の喜びを味わえば良い会です。
万が一音が出なくなってしまったら、
伴奏をしてくださる今回の素晴らしいゲスト、
鬼怒無月さんの音色に耳を傾けていれば良いし、
曲として成立させるために、
難しい箇所があったらもちろん私も助っ人で入ります。

1番大切なのは喜びのイメージを持つ事。
どんな曲をどんな風に演奏して、
音楽の喜びを自分の身体と聴いている人の耳にとどけるか、
具体的なビジョンを思い描く事ができれば、
楽器の技術は後から勝手についてきます。
私達もそれを実現するために全力でサポートします。

年に一度のやりたい事をやりたい放題やる会です。
みんなで盛大に楽しみましょう!

vol.36 自分の音を自分で聞く事

自分の姿形を客観視する事は意外と難しいものですが、
自分の音を自分で聞く事も、
思ったほどできていないというがあるかもしれません。

どれだけ自分の音を自分で理解しているのか。
自分の音を自分で聞くという技術は、
自然に身につくものだけではなく、
ある程度の訓練も必要だと感じています。

自分の音に対する意識を変えるだけで、
驚くほど演奏が変わります。

自分の音色、そして、演奏しようとしている音楽をどれだけ信頼しているか。
自分の身体と自分が出した音の間には自分の心しかない。
他の人の耳に届く前にまず自分で自分の音を受け入れる事が大切なのではないか、
と最近思うようになりました。

これは発展途中の様々な段階で言える事ですが、
もしも自分の音色に自信がない、
どんな音楽をやろうとしているのかイメージがつかめないというのであれば、
まずはそのイメージを具体化する事をお勧めします。

どのような音色を出したいのか、
どのような音楽をやりたいのか、
大きな目標と小さなビジョンを持ってください。
大きな目標は漠然としたもので構いません。
小さなビジョンは実現可能なものです。
どのような段階でも必ずできるポイントがあります。
例えば早いフレーズが吹けないのであれば、必ずできるテンポまで落とす。
コードの仕組みに理解が追いつかないのであれば、
ルートとメロディの関係性から押さえていく。
思いどおりの音色が吹けないようであれば、
確実に出せる音から気持ちよく吹けるようにする。

できないからといって、そこだけを執拗にやるのではなく、
イメージを持つ事を大切にして、
できそうなポイントが見つかったらそこを少しずつ深めていく事。
小さなビジョンから押さえていけば、必ずブレイクスルーするところがあります。

Vol.35 即興ワークショップ開催します。

ロンドンよりヴィオラ奏者Benedict Taylorの来日を記念して、
即興ワークショップを開催します。
どなたさまも歓迎ですので興味のある方はカノンまでお問い合わせください。
今年の2月に初開催した即興WSがが好評+私自身手応えを感じたので、
Benedictの来日に合わせて企画しました。
ロンドンは私が即興の基礎学んだ場所。
Benedictはロンドンの即興シーンの中心人物の一人です。
即興の表現は音楽の技術の中でも最上位のテクニックであると同時に、
生きるための根源的な要素にも繋がっているように感じます。
即興とは何なのか、答えは一つではないし、一度で出す必要もないと思います。
まずは体感して頂いて、感覚を味わっていただいて、
じわじわ育ていくものかもしれません。

即興の理解はミルフィーユのようにいくつもの層があって、
どこを食べても美味しいように、
どの段階でもそれなりの楽しみ方があります。

ワークショップではみんなで感覚をシェアしたり、
場面によってはテクニックを体系立てて分析したり、
コンダクションもやろうとおもっています。

先日、レッスンでプログラマーでもある生徒さんが、
ジャズにおける先読みの技術はチェスの感覚に共通するものがあると言っていて、
面白いな、と思いました。

コンダクションはその要素がさらに強くなって、
どうやって音楽を構築していくか、
楽器の技術とはまた別の音楽的能力が開発される事でしょう!

みなさまのご参加お待ちしています。

Vol.34 篠笛レッスン

今回は私がレッスンを受けました、というお話。
江井の神楽を演奏するにあたって、
フルートで取り組んでも良かったのですが、
やはり一度篠笛で体験した方が良いだろう、という事で、
今年から篠笛に取り組んでいます。

幸運な事に、素晴らしいご縁に恵まれて、
良い先生に出会う事ができました。
フルートと篠笛の共通点、そして違いを理解する事によって、
さらにフルートの表現の可能性の広がりを実感しました。

一番面白いと思ったのは、
土着的な神楽で使用される篠笛には明確な奏法が統一されていない、という事。
日本全国各地域にそこにしかないオリジナルな笛の吹き方があると思うと、
とってもワクワクしますね!

今回、実感したのは、
習いごとというのは習う先生によって得られるものが大きく違うという事。
最初が肝心という事で、信頼する方に相談して、
安心して相談できる先生に出会う事ができました。

柔軟な考え方の持ち主で、視野がとっても広がったのですが、
私も自分のレッスンでもそうありたいものです。

面白い事に、カノン青山校では最近民謡に取り組みたいという声が
いくつか出てきています。

私自身、与論島や奄美の音楽から始まり、
今関わっている福島県南相馬市の民謡などに取り組んで、
ちょうど10年ぐらいです。

ジャズとの共通点もたくさん感じるし、(もちろん違いもあります)
専門分野以外の音楽に目を向ける事によって、
視野が広がる経験をしてきました。

レッスンではジャズをメインでやっていて、
ジャズ以外でももしも生徒さんがやりたい事があれば、
できる限り対応するようにしていますが、
生徒さんの方から民謡をやってみたい、
という声が上がるとは思っていなかったので、嬉しい驚きです。

例えばバルトークや、日本人で言えば坂田明さんの取り組みなど、
民謡の要素を取り入れて、
それが生まれた土地からさらに遠くまで、
広がる事ができる形に昇華させた先達の方々の手法などを参考にしつつ、
私なりの、そして取り組む生徒さんなりのやり方が見つかる事を願っています。

Vol.33 レッスン改革!

生徒さんも変化しますが、私も変化します。
カノンにいらしている皆様はそれぞれの分野で活躍されています。
生活の中の様々の要素が音楽に良い影響を与えていて、
私もみなさんの専門分野のお話を聞くとワクワクします。
そして、生徒さんの音楽の成長に合わせて、
私も手応えを感じられるようになってきました。

レッスン内で楽しく演奏してほしいという気持ちは変わりませんが、
それにプラスして家に持ち帰ってから復習してできるようにするのではなくて、
(もちろんそれも歓迎ですが)
レッスン内でその場でできるようにするという、
強い気持ちで臨むようにしています。
不思議なものでそう覚悟すると本当にその場でできるようになります。
なんでもっと早くこうしなかったのか悔やまれますが、
ここまで来てやっとそれができるようになったのかもしれません。

今月のようにアンサンブルミーティングに向けてなど、
強い動機があるとそれに向けてレッスン内容も、
普段だったらここまででいいかな、
という所よりも一歩踏み込もうという気持ちになります。

今月はチャレンジングな内容になると思いますが、
みなさんバッチリ応えてくれています。
本番がとても今後が楽しみです。

6月11日、喫茶茶会記でのアンサンブルミーティング。
スクールに興味のある方は見学可ですので、
ご興味のある方はご連絡ください。

Vol.32 青山校 アンサンブルミーティングに向けて Part 2 「イスラエル」

生徒さんにやりたい曲を選んで頂く方式で人気が高かったのがISRAEL。
今までセッションでたまにやる曲、というような認識でしたが、
せっかくの機会なのでオリジナルを聴いてみようと思い、
Johnny Carishiのバージョンを聞いたらびっくり!
こんなに緻密に積み上げられた内容だったとは!
難易度は高いですが、ブルースの広がり可能性を示す曲として、
今回のアンサンブルミーテイングの個人的な目玉となりそうです。

ジェリー・マリガンが、
「様々なパーツが一つにまとまっているこの形がいつも好きだった」と語るように、
たった12小節にたくさんのアイディアを詰め込まれていて、
それでいて、スッキリそした印象に仕上がっています。

卓越した技術はメロディだけでなく、
オリジナルの録音のアンサンブル編曲にも発揮されています。
サックス、トランペット、トロンボーンのスモールアンサンブルから、
ビッグバンド編成まで数種類のバージョンが録音されていますが、
どれもまるで高級時計のムーブメントのように緻密に計算された音の配置です。

耳が不快に感じる一歩手前のギリギリのところで、
見事に進行を機能させている、そのスリルは爽快であり、
秩序の中で自由自在に音を操る技術に、
耳がどんどん惹かれていきます。

今回のアンサンブルミーティングでISRAELを吹くのは、
この洗練された曲の空気感が似合う上級者のお二人。
せっかくなので、普段のセッションでやるようなバージョンと、
Johnny Carishiのオリジナルバージョンの2パターンをやっていただきます。
(ちなみにオリジナルのKeyはセッションKeyの全音下、Cmです)

早速、Johnny Carishiのアレンジを私を含めた、
フルート3本のアレンジに置き換えてみたのですが、
これがかなり手強い!

サックス、トランペット、トロンボーンと、
音域の広さや違う音色のコントラストとギリギリセーフの音使いは
同じ楽器の音色、そしてフルート3本だと、
場所によっては近い音域にどうしてもなってしまうのですが、
それだと完全にアウトになってしまいます。

ところどころ工夫をして、
なんとか元に近い状態のアレンジを完成させました。
枠にとらわれないJohnny Carishiのアレンジテクニック、改めてすごいです。
生徒さんに体感してもらうのが楽しみです。

さて、この曲はタイトルと音の構造のリンクも興味深いです。
ちょうどイスラエルが建国された時期と重なって書かれたこの曲。
ユダヤ人であるJohnnyの気持ちも込められているのだろう、と推測します。

例えば、私が「ニッポン」という曲を書いたとします。
そんなタイトルをつけてはいけないなんてルールはどこにもないけれど、
タイトルだけ見ると、なんだか変な感じがするし、
そのタイトルに見合った中身で、しかもブルース形式(12小節)で表現するとなると、
ハードルは上がる一方です。

もしかしたら、ISRAELが初めて世に出た時は、
同じような反応もあったかもしれません。
でも、その曲を聴いた瞬間、
様々の要素が交錯し共存するその圧倒的な構造に、
聞き手は全てを直観で受け止めます。

谷川俊太郎が「音楽は予言だ」と語っています。
音楽は言葉で説明する事が難しい事を、
瞬間的にクリアする力があるとの事。

本当にそうだとしたら、
この曲が持つ力、秩序の中の自由、が、
これからの世界の国々への予言である事を願います。

国名をタイトルにつけるというのは、
やはりすごい事なのですね。
ISRAELを吹くお二人はご自身で作曲もされます。
きっとこの曲と向き合う事でさらに幅が広がる事と思います!

Vol.31 青山校 アンサンブルミーティングに向けて

即興ワークショップも無事に終えて、Can On Music School 青山校の次なるイベントは、
アンサンブルミーティングです。
フルートのみのアンサンブルでキュー出し、
イントロやエンディングの出し方などジャズの合奏の技術を磨きます。

二回目となる今年はテーマを決めました。「ブルース」です。
シンプルかつ奥深いテーマで究極の課題とも言えるかもしれません。
私もジャズを始めたばかりの頃、
ブルースが思いどおりに吹けるようになれば、
なんでもできるようになるよ、と先輩に言われましたが、
その意味がやっとわかってきました。

今回は初心者から上級者まで取り組めるように、
なるべく雰囲気が違うものを中心に、
15曲のブルースをピックアップしました。

この中から好きなものを選んでいただきます。
誰がどの曲をチョイスするかも私にとっては面白いポイントです。

ブルースの音楽的な仕組みを理解したり、
自分なりの解釈を見つけたり、
きっと様々な層での理解の段階があると思います。

私自身、とっても楽しみです。

それにしても南相馬でも、
即興ワークショップやアンサンブルミーティングが開催できないのが残念。
いつか南相馬でもこういうイベントができるようにするのが目標です。

今は少人数でしかできない事にフォーカスしています。
年に1回超一流の人と一緒に演奏する機会を設ける、というのが約束です。
今の南相馬の人数では単体でパーティを企画する事は出来ないので、
視点を変えて私のライブに生徒さんに出演してもらうという作戦です。

5月20日南相馬市串焼きアンカーにて、
人数限定のライブを行います。
ギターは鬼怒無月さんと超豪華!
詳細はまた来月の記事に書こうと思いますが、
もしもいらっしゃりたい、という方がいましたら、
カノンまでお問い合わせください。
お席に限りがあるので早めがオススメです。

Vol.30 祝!初即興ワークショップ

Can On Music School 第1回目の即興ワークショップ無事に終わりました。
ずっとやってみたかった事でしたが、
やってよかった!手応えを感じています。
興味のある方にはレッスン内で少しやったりもしているのですが、
即興のみにフォーカスしたのは初体験。
皆、こんな一面もあったのか!と驚きの発見でした。

ジャズ、そして音楽そのものの中でも「即興」は重要な要素。
本能的な感覚としてはわかるのですが、
実際にやってみるとなかなか怖い。
私は最初凄く怖かったし、今も恐怖心がないといえば嘘になります。
だからこそ、面白いとも言えるのですが。

プールで泳いでいたのが、
いきなり海に放り出されたような感覚でしょうか。
どこまで行けば岸に着くのか、深さはどこまであるのか、
想像もつかない世界の中で、自由に表現するのはすごい事だと思います。
生徒さん達は見事に自由に、そして柔軟に泳ぎ切ったので大拍手です!

次回はもっと細かい要素に焦点を当てて、
一つ一つやってみたいと思っています。

とりあえず、第1回目は大成功でしょう。

今回のワークショップのもう一つのトピックでコンダクション。
コンダクションは即興演奏+指揮でアンサンブルを作る手法です。
指揮者の構成力が重要な要素になってきます。

参加者全員が指揮にトライしましたが、
こちらもみなさん初めてとは思えない出来でした。
フルートのみというバリエーションがつけにくい状況の中、
色々な景色が見えましたよー!

みなさん新しい感覚を味わったと思うのですが、
これが普段の楽曲を演奏する時に新たな広がりにつながる事と思います。

無事に終わって一安心!
終わった後、みんなで行ったワインバーで飲んだワインの味も格別でした。

Vol.29 定期録音

Can On Music Schoolでは一年ごとに記念録音をしています。私とDUOです!
録音したものは軽くミキシングをしてCDに焼いてお渡ししています。
一年通ってくださった事へのささやかなお礼のプレゼントです。
先月は2名、一年のポイントが貯まった生徒さんがいらっしゃって、
先ほど音源の編集が終わった所です。
曲目はFly Me To The MoonとSpain。
こうした定期録音は、
一年ごとの変化がわかって面白いというのと、
普段とは違う集中力を発揮するので、
新たな一面が引き出される事がある事、
また客観的に聞く事で演奏中も、
自分の音を観察できる技術が身につくなどのメリットがあります。

今回のお二人はベテランの生徒さんで、難易度も高め。
録音を聴いてみるとあらためて色々な発見があります。

それにしても生徒さんに言った事は、
全部なんらかの形で自分に返ってくるものですね!
録音を聴きながらしみじみしてしまいました。

これからも一緒に発展していきましょうね。

vol.28 2017年よろしくお願いします!

1月もあっという間に終わりですね。
2017年がCan On Music School にいらしてくださる受講生の皆様にとって、
どんな一年になるのかワクワクしながらこの記事を書いています。

フルートとの関わりは趣味としての楽しみから、
本格的なレベルアップまで、様々な目的があると思います。

どのような形でも生活の中に音楽があるという事は、
とっても豊かで素敵な事です。

その一部の時間を共有できる事、とても嬉しいですし、
それぞれ前に、もしくは深く進むために役に立てるよう、
私も前に進んでいきます。

今年は早速ですが、新たな試みとして、
即興のワークショップを開催します。
音楽の中の様々なミクロな要素に焦点を当て、
理解する事で、音楽の中の柔軟性が身につくような内容にしたいと思っています。

基本的にはカノンの受講生が対象ですが、
楽器や人が多ければ多いほど面白くなるので、
受講生でなくてもこのコラムを読んでいる方で、
興味のある方がいらっしゃいましたら、
参加できるようにしたいと考えています。

準備不問、経験不要。
唯一必要なのはオープンハートでいらしていただく事。

日程は2月25日の夜、場所は外苑前の近くです。
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、
チームカノン(03-6427-9156)までお気軽にお問い合わせください。

vol.27 2016年を振り返って

2016年のレッスンが終了しました!

今年も生徒さん一人一人と一緒に、
音と向き合い音楽を作る事が出来た事、
とても嬉しく感じています。

今年は一番印象に残ったのは、
アンサンブルミーティングにチャレンジした事。

フルートのみのアンサンブルで何が可能なのか
手探りの状態でしたが、
みなさん真剣に向き合ってくださって、
私も色々と発見がありました。

メインだけやっているとわからない、
他の人のサポート役にフォーカスするというのは、
アンサンブルミーティングならではの経験だったと思います。

実はサポートをするのが得意など、
普段のレッスンだけではわからない、
それぞれの特性が見えて私も楽しかったし、
これからの参考にしていきます。

年に一度のフルートパーティは、
今年も様々なドラマがあり…
黒田京子さんの深く包み込むようなサポートもあって、
本当に音楽って素晴らしいな!と感動する内容でした。

年に1回、超一流の方とセッションする機会を設けることは、
Can On Music Schoolを立ち上げた時の自分との約束ですが、
やはり、このような経験は1回でレッスン10回以上の効果があることを実感します。

一年間、本当にありがとうございました。

さて、来年は前から温めていた一つの新しい企画を実行します!
「即興ワークショップ」です。

今まで、少しずつレッスン内やみんなで集まる機会に
コンダクションをやったり、即興のアイディアのお話をしたのですが、
丁寧に「即興の要素」だけにフォーカスする時間をとってみたいと思います。

即興というのに変な話なのですが、
アンサンブルをする上で即興にもテクニックがあります。
ワークショップでは、いろんなアイディアを実践してみたり、
音楽的