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カノンミュージックスクールのFBページ。
フルート情報満載!

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Can-On
Music School

このページでは、Q&A、お勧めの音源、
曲の解説など、日々のフルートライフに役立つ情報を毎月更新していきます。
こんな事聞いてみたい!という事がありましたら、チームカノンまでご連絡ください。


Vol.61  新フルートバック ! 

久しぶりにフルートバックを新調しました。来年以降ツアーが増えそうなので、
荷物をコンパクトにする事が今の課題。しかしながら状況は逆行していて、
機材も楽器も増える一方。
最近、インプロの現場でアルトフルートを使うのが面白くなってきたし、
能管もどんどん使って行きたいので、
フルート、アルトフルート、グリッサンドヘッドジョイント、能管が入るバックを探して、
たどり着いたのがこちら。


ポーターのフルートリュックです。残念ながら今は販売終了しているそうで、
お店に在庫があれば買えるかも?という品物。私は、クラリネットのお店で購入しました。

下のチャックを開けると、アルトフルートの収納部が開く画期的なシステム。
楽器の他にMacも入れられる大きさなので飛行機の移動もばっちりです。

ポケットの数も程よく多すぎず、少なすぎず、
全面にある大きめのポケットは水筒を入れるのにちょうど良いサイズで、
水分と楽器を別々に収納するという望みも叶えてくれます。
縫製も生地の質感もさすがのポーター。とっても気に入りました。大切に使います。

久しぶりのリュックタイプ。思い起こせば、
活動をはじめたばかりの頃もリュックタイプのバックでした。
キャンパス地のしっかりした作りで、今思えばとても良いバックでした。
ありとあらゆるものを詰め込んで、ボロボロになるまで使用したなぁ。
使用頻度に波はありましたが、10年ぐらいは使ったかな。
でも元が良いものだっただけにもっと大切に使えば、
今でも使用できていたかもしれないと思うとちょっと悔しいです。
今度のものは25年使うぞ!


Vol.60 フルートパーティ 2019に向けて



今年のフルートパーティのスペシャルゲストはアコーディオンの佐藤芳明さん!
(写真はGreat Summit 2019 in 南相馬より) 毎年超一流のゲストをお招きしています。
これは私自身のチャレンジでもあり、参加してくださる皆様への全力をかけたプレゼント!
素晴らしい音楽家との共演は、一度の体験で、レッスン10回分以上の効果があります。
そして、一流の音楽家ほど、レベルに関係なく、
共演する相手の音楽の道の発展の段階に寄り添って、全身全霊でサポートしてくださいます。
私もそのようにありたい!この企画を続けることが自分自身のモチベーションに繋がりますし、
参加者それぞれの段階で、きっと次のステージに向かうきっかけになる事、本当に楽しみ!
今年はオリジナルの初演も多そうで、これまた楽しみな展開です。
どんな音が生まれるか!?フルートとアコーディオンの相性も抜群なので、
ぜひそこもお楽しみいただきたいです。
今後、受講を希望されている方も見学可能です。
ご興味ある方は是非チームカノンまでお問い合わせください。
今年は10月14日恵比寿にて開催です。

Vol. 59  アンサンブルミーティング2019、無事終了!


アンサンブルミーティング2019、無事に終了しました!
今回のテーマは「スケール自由自在!」。
それぞれにひとつ~ふたつずつ、スケールを担当して頂き、
作ってきて頂いたフレーズについて、ミーティングで理解を深めながら、
ちょっとした曲のモチーフに仕上げました。

スケールの違いもさることながら、
それぞれに作った人の個性も出ていて、
なかなかに面白い機会になりました。

今回は参加の証として、
文字通り、定規として使えるミュージックスケールを、
認定証とともにプレゼント!みんなニッコリ!

そして10月14日はいよいよ、
カノンのメインイベント、フルートパ―ティー2019!
今年はなんとアコーディオニストの、
佐藤芳明さんをゲストにお迎えして開催します。

年々個性豊かになるカノンミュージックスクール、
今年のパーティーもとても楽しみですよ~!



Vol. 58 スケール自由自在


今年のアンサンブルミーティングは「スケール自由自在」がテーマ。
これに向けて、生徒さんお一人おひとりとスケールについて、じっくり話し合っています。
その話を通して、耳でわかっていても、「スケール(音階)」の定義、
意味を曖昧なまま話を進めていた部分もあることに気がつきました。
アナログで無限に広がる音の可能性から、デジタル(平均律)を設定し、
その律の中からオクターブ内の組み合わせで作られる様々なスケール。
今回はお一人一つのスケールを担当していただき、
そのスケールを最大に生かすフレーズを書いていただきます。
そこからグループで合奏できるようなアンサンブルや、
そこから発展させて曲として仕上げたりする予定です。
ちなみに昨年は各参加者の曲の完成を記念した曲名入りのメダル(チョコ)が贈呈されたのでした。
今年もスケールをマスターした人には何やら贈呈式があるかも!

vol.57 怪我はチャンス


フルーティストの皆さん、右親指の付け根が骨折していても、
フルートは問題なく演奏できることを身を持って証明しましたよ。
一ヶ月ほど前に右親ゆびの付け根を骨折しましたが、演奏活動は無事続けています。
(左だったらアウトでした)つまり、右親指には全く力を入れていない、ということですね。
唯一困ったのは、右親ゆびの支えがないと、右薬指の可動域が狭くなるということ。
最初のうちはリングキーは難しかったので、
これだけは影響がありましたが、力を入れる、ということは全くないということがわかりました。
右親ゆびの位置で悩まれている方も多いと思うので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
とくに最初のうちは音が出にくいといろいろセッティングが気になると思いますが、
唯一の正解は腹筋以外は楽な状態であるということ。
腹筋だけは如何しても使いますが、あとはできる限りリラックスしてOKです。
音のイメージがしっかりあれば、多少セッティングがずれていても音は出ます。
あまり神経質にならずに、自由に、リラックスしていろいろ試してみてください~

さて、話は変わりますが、日本をはじめ世界の音楽界に多くの影響を与えた
コントラバス奏者の齋藤徹さんが5月18日にご逝去なさいました。謹んでご冥福お祈りします。
徹さんは私の音楽活動の幾つかの重要なポイントでご一緒させていただき、
音楽の奥深さ、得体のしれなさ、そしてポジティブなエネルギーを、
身を持って体験させていただきました。
長年の闘病しながらの演奏活動、大変なことだと頭ではわかっていても、
徹さんだったら何か奇跡を起こすはず、と勝手に信じていました。

刻一刻と迫るその時を誰よりも知りながら、見事に最後の瞬間まで自分の音を出し続けたお姿、
きっと忘れません。最後にお会いしたのは、
4月28日「スロッギーのワルツ」の発売記念ライブ。
素晴らしいトリオ、徹さんの音からはポジティブなエネルギーしか感じないのに、
なぜか最初の一音から涙が止まらず、経験したことのないような一体感でした。
私は一週間前に親指の付け根を骨折し、包帯を巻いての訪問でしたが、
それでも一応演奏はできる状態だったので、ぜひ、とお願いして一曲飛び入りさせていただきました。
その様子を見た徹さんがすかさず「怪我はチャンス!」と遠くから呼びかけてくださいました。
このお言葉には瞬間的にも助けられましたが、今後、一生エネルギーをくれる予感がします。

ピンチになった時こそ、得体の知れないチャンスが転がっているのかもしれません。
最後の最後まで走り続けた徹さん。そのエネルギーは前進する音楽家を強力な追い風で後押しします。
徹さんから頂いた音、お言葉大切につないでいきます。

Vol.56 南青山校・アンサンブルミーティング のご案内




今年のアンサンブルミーティングのテーマがでました!「スケール自由自在!」です。
音楽の雰囲気や、彩りを決める様々なスケール。
是非、この機会に自分が知っているスケールを整理して、
即戦力として使えるように再確認しましょう。
それぞれスケールの音の組み合わせには、様々な気持ちの良い効果が詰まっています。
1音1音を身体に響かせて、じっくり味わうことで、
音に瞬間的に反応できるようになる土台を作ります。
初心者の方はベーシックなものを、経験者の方は総復習をする内容にします。
どのレベルの方でもご参加いただけるようにしますので、楽しみにしていてくださいね。

また、今日、ちょうどレッスンでこの話題になったのですが、
フルートは力技のきかない楽器です。
アンサンブルをする時は、他の楽器の力を借りて、自分が実現したい表現を成立させます。
強引にできない代わりに、繊細で美しい表現を得意とする私たちの楽器。
今回は様々なスケールをモチーフにした曲を準備しますので、
フルートならではのアンサンブルを一緒に作りましょう♩


Vol. 55 南青山校・即興ワークショップ 大成功!



即興ワークショップ in 南青山にご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました。
今回は、初のフルート以外の皆様が参加してくださって、嬉しい広がりのある会となりました。
しかも、急遽、超豪華ゲストがお二人も!
クラシックの世界から、ヴァイオリニストの森本由希子さん、
そしてモジュラーなどで世界的に活躍されている一楽儀光さんがゲストで参加してくださって、
とっても贅沢な会となりました。
私も含め、参加した方はかなりラッキーでした!
音楽の神様から特大ボーナスをもらった会になりました。
フルート以外の音色があると、アンサンブルの幅が広がります。
このワークショップは、即興の表現を知る事、そして慣れる事で、
普段の音楽をより豊かにしてほしいという願いを込めています。
自由な可能性を知ると、同じ1音にも様々な表現方法が見えてきます。
同じ一秒でも状況によって、長さが全然違うように感じるように、
即興の表現を知る事で音楽の様々な捉え方ができるようになります。
ここでの体験を普段の自分の音楽に持ち帰って、豊かな表現につなげていただきたいです。

年に1回のワークショップ企画、フルート以外の楽器のご参加で手応えを感じたので、
来年はもっとオープンな環境で試してみようと思っています。
広く、どなたでも気軽に参加できるように考えていますので、
是非ご参加いただけたら嬉しいです。

今回は、音楽の神様から、まだまだチャレンジを続けよ、と背中を押されたので、
開催を迷っていたもう一つの拠点、
福島県南相馬でもやはり 即興WSをやってみようと思います。
詳細が出次第、またお知らせします♩

Vol.54 即興マラソンセッション



2019年はじまってしまうとあっという間ですね。、
皆さんが着実に進歩していて私も大変励みになります。
自分も常に新鮮でいたいと思っています。
今年もそれぞれの個人レッスンでの技術の強化や、
即興ワークショップ/アンサンブルミーティング/フルートパーティ
3つのイベントでの音楽的広がりをとても楽しみにしています

予測不可能なチャレンジという点では、
最初の即興ワークショップが一番チャレンジングかもしれません。
参加してくださる方は楽しんでい頂きたいので、
例えば、みんなで一曲仕上げたような達成感を味わいたいのですが、
何が起こるかわからない即興の世界では明確なゴール設定が難しいです。

また、〇〇をイメージした即興、というアプローチは私はあまり好きではなくて、
事前に計画を共有すると、どうしても中途半端になってしまうので、
だとしたらきちんと効果が計算された楽曲に取り組むべきという考えです。
予測不可能、Unpredictableがベースで、
一瞬一瞬もものすごく大切にすることが、私の目指す即興の基本です。

ワークショップなのだから、達成感は諦めたくない。
4回目のワークショップ、過去にやった内容よりは進化させたい。
かといって、初めて参加する方にもやりやすい内容にしたい。

いろいろ考えて、今年の方針が出ました!即興マラソンセッションです。

時間を決めずにやる即興も美しいですが、今回はあえて、
唯一の共有手段として「時間」を選択します。
即興ワークショップの開催目標は、
参加してくださる皆様(+自分)の音楽的視野を広げること。
形式のある楽曲の中では普段なかなかできないアプローチをどんどん試して頂きたいです。
そして、今までの人生の中でやったことのないこと、
出したことのない音を1回は絶対に出して欲しいです。

今までやったことがないアイディアは、
すべてを出し尽くした後にやってきます。
限界を超えたところに初めて新しい表現が生まれます。

異なる経験/技術を持つメンバーのセッションは、
それぞれの音楽的体力も違います。
ですので、今回、時間を決めて、その中で各自できる限りの表現をしていただきます。
体力が持たない方は途中休憩もOK。

即興の中での自分の限界に挑戦するという目的を持って一緒の時間を過ごしてみましょう。

終わった後は、即興についてちょっとお話をしたり、
時間が余ればコンダクションもまたやるかもしれません。

是非お誘い合わせの上、ご参加ください。
Can On 南青山 の即興ワークショップは3月30日(土) 18:00~ です。
受講生でなくても参加可能ですので、興味のある方は是非お問い合わせください。

Vol.53 カノンミュージックスクール、2019年・新春のダブルキャンペーン!

全国一億人のジャズフルートファンの皆様、
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

さて、カノンミュージックスクールでは、
この1月、ふたつのキャンペーンを実施します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その1・新春・フルート事始めキャンペーン!

1月中に体験レッスンをお申し込みされたご新規の方に、
体験レッスンをまるっと1時間、3000円でお引受けします。
どうしようか迷っているアナタ!
この機会にぜひ当スクールのレッスンをご体験ください。

(申込の詳細は下に)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その2・華麗なる復活・カムバックキャンペーン!

これまで当スクールをご受講されていた方で、現在休講されている方限定。
今年は猪年!あなたも猪突猛進で復活してください。
1月中に復帰を宣言(1~2月中にレッスン開始)した受講生の方には、
通常1レッスン1時間/8000円のところ、1.5時間/6000円で、
45分/6000円のコースをお申し込みの方は、1時間/4000円で、
あなたの積もる話を聞きながら、復帰レッスンを行います。
お茶も出します!

(申込の詳細は下に)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上記キャンペーンのご利用を希望される方、お問い合わせなど、
お気軽にカノンミュージックスクール・03-6427-9156までお電話下さい。

HP ➡ http://miya-music.com/Lesson
の記事でレッスンの概要お確かめの上、

03-6427-9156までお電話頂くか、
team.can-on@miya-music.com

まで直接、ご連絡下さい。

携帯電話のメールアドレスをご使用の場合、
こちらからのメールを受け取れない場合があります。
問い合わせ等のメールはパソコンよりご送信頂くか、
パソコンからのメールを受信できるようにご設定下さい。

こちらへのメールでのご連絡から数日返信が無い場合は、
設定等による行き違いの可能性がありますので、
お手数ですが一度お電話にてご連絡頂きますよう、
よろしくお願い申し上げます。

お問い合わせ、お申し込みをお待ちしております!


Vol.52 南青山と南相馬 広がりと大地

2018年もあっという間に過ぎてしましました。
Can On Music School 南青山としては

・即興ワークショップ

・アンサンブルミーティング

・フルートパーティ

3つの主軸イベントが無事に開催できたことが何よりも嬉しいです。

さて、今回は場所の話ですが、
南青山を拠点として選んだのは、この街の雰囲気が大好きだから。
昨今のニュースで南青山の名前が嬉しくない形で報道されています。

児童相談所建設に反対の意見として、
「世界に発信する街に合わない」という意見がありました。

私が思う南青山の魅力とは、発信というよりむしろ、
世界中のものが集まってきているというところだと感じています。
大使館が多く、通り過ぎていく人が多い街ですが、
ここにいるとこの場所からどこへでも飛んでいけるような、
港町に通じるようなオープンなエネルギーが大好きで、
この場所を拠点に選びました。
南青山のエネルギーは受容と循環、
そしてより良いものを作っていこう、
という意識が路面に溢れていることだと私は感じています。
もちろん、児童相談所も賛成です。

素晴らしいものを持っている人たちが集う街として、
これからも南青山は魅力的な街であってほしいと、心から願います。

さて、今年のフルートパーティは初の試みで、
外苑前から骨董通りに引っ越してきた、
ジマジンさんにお世話になりました。
なんとカノンから徒歩5分!こんなに最高な立地はありません。

リハーサルはカノンサロンにて、
本番はジマジンにて、そして打ち上げはまたカノンに戻って、
アットホームな雰囲気でできて最高でした。

ジマジンは音響も雰囲気も最高で、
これからもきっと何かとお世話になります。
南青山サロンは今年でオープン5年目。
最初とその次の年のパーティでお世話になった、
ピアノの谷川賢作さんがゲストとして参加してくだって、
素晴らしい演奏で盛り上げてくださいました。



生徒さん一人ひとりの演奏も素晴らしく、
楽器の技術や経験に関係なく、
全員が良い音楽を作ることに集中し、
賢作さんのサポートにより、見事に花開きました。

生徒さんの初演のオリジナル曲が2曲あったのも、
本当に嬉しかったし、とにかく生徒さんは私の最高の自慢です!
打ち上げも賢作さんのおかげで大盛り上がり!
本当に大感謝です。

カノンに集まってくださる皆様は、
一人ひとりが芯の強い物を持っていて、
それをどう音につなげていくか、本当に楽しい作業ですし、
最高のものを持ち寄って、
それをオープンな場所でさらに進化させるということは、
私の好きな南青山の街のエネルギーの形に似ていると思います。
この場所でこれからも続けていきたいと思っています。

そして、カノンのもう一つの拠点、福島県南相馬市。
一緒に教室を運営している寳玉氏の地元です。
南相馬市の皆さんと関わらせていただいて、
大地と繋がっていることの尊さを身にしみて感じます。
ここでしかできないことが確実にあって、
世界に発信するという点では、
南相馬の方がずっと私にとってはしっくりきます。

来年は南相馬のカノンスタジオがリニューアルオープンしますので、
その情報も追々お知らせします。

南相馬の大地の力、そして南青山の物事をつなげて広がっていく力、
この二つの拠点のハイブリッドなエネルギーと関わって仕事をしていきます。
来年も生徒さんたちと一緒にクリエイティブな時間を過ごすのが本当に楽しみです。

私も前進します。
今年は本当にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。

Vol.51 ワンポイントJazz レッスン in  南相馬

あっという間に2018年も2か月ですね。
今年はあと2回、南相馬の方でイベントがあります。
まずは、ワンポイントJazz クリニック in 南相馬。
この機会にジャズにトライしてみたい方におすすめ。
どんな楽器でも参加可です。ジャズのニュアンスの取り方や、アドリブの仕組みなど、
マンツーマンでのお試しレッスンです。
まだ空きがございますので、是非ご参加お待ちしています。
Vol.50 音と身体の関係について。

音楽全般とくに即興音楽では、リラックスした状態で聴くことができると、
より音楽の効果が感じられます。
音楽のパフォーマンスをする時、素晴らしい環境とまでいかなくても、
落ち着いて聞いていただける/ 落ち着いて演奏することができる、
いわゆるそんな普通の環境も、あって当たり前ではなくて、
準備することは はもちろん、維持することはさらに大変なことです。

たくさんの人の心配りと丁寧な作業が土台にあって、
やっとパフォーマンスをする舞台の準備ができるのですね。
スタッフでお手伝いしてくださる仲間のありがたさが身に染みます。

そして、パフォーマンスの場づくりだけでなく、
音を奏でる私たちは音が発生する場所、
つまり自分の身体を整えること、その土台づくりがとても大切です。

フルートを吹いて、健康で美しくなることが大きな目標です。
健康には様々な段階があるし、美の基準はそれこそ人それぞれです。
それでも、心と体の調和がとれていることが一つの基準になると思います。

生徒さんに接していて、例えば、
手の形、指の曲がり方一つとっても千差万別です。
シンプルな横笛はもちろん、フルートはとても良くできた楽器なので、
様々な手の大きさ、形に対応できるものですが、
それでも自分のその時の状態にあったぴったりのポイントは、
自分で見つけるしかありません。

自分にぴったりのポイント、
それは呼吸と連動した心と身体の調和のバランスを探ることにヒントがあると思います。

来年はヨーガ講師の青木陽佳さんと組んで、
いろいろ音と身体の関係性を探る予定です。

私ももっと良い音をお届けできるよう、
たくさん勉強してまたお伝えしますね。

Vol.49 グリッサンドヘッドジョイント

今回は、ライブで徐々に注目を集めつつある、
Robert DIck作グリッサンドヘッドジョイントのご紹介です。
今年の一月の即興ワークショップから使用しています。
最初はあまりコメントを頂けなかったのですが(涙)最近、使い方が慣れてきたのか、
「何それ!?」とのお言葉を頂戴できるようになりました。そう、そう!それが正しい反応です!
一体それは何なの?と目と耳を疑う不思議な装置、
グリッサンドヘッドジョイントは現代音楽のパイオニア、
Robert Dickが制作・販売しています。サイトに2008年の写真が出ているので、
世に出てから10年は経っているようですが、私が発見したのは、今年に入ってから。
能管を一噌さんに習いに行くにあたって、できる限りいろんな笛の可能性を知っておきたい、
と思い、You Tubeを見ていた時に、この頭部管がスライドする不思議な楽器を見つけました。
伸び縮みする頭部管を見た時は一瞬見間違いではないかと思ったほどです。
すぐに問い合わせで購入し、自分のヘインズに合うようにテオバルトさんで加工していただいて使用しています。


グリッサンドヘッドジョイント使用時の写真。
頭部管が少し左に長いの、お分かりになりますでしょうか?

頭部間の音色自体は現代的な方向性で私の使用しているオールドヘインズとの相性は、
抜群とは言えないのですが、
その方が今までの頭部管も使うので良いのかな、とおもっています。
今は曲によって頭部間を使い分けています。

頭部間の左側が空洞になっていて、
頬をアタッチメントで固定し顔を動かすことで左にスライドすると、
金属の蓋がスライドし、空洞が閉じて頭部管自体が伸びます。これによって、
左にスライドすれば音程が下がり、右に戻せば音程が上がります。

ギターのベンドのような効果を狙って制作したとのご本人談ですが、
確かに電気的な加工をしたかのような効果も狙えるし、
ブルースや民謡には大変よく馴染みます。
今のところ一番効果的に使えるのは即興だと感じていますが、
実際にインパクトがあるのは伝統的なスタイルの音楽の中で、
音を曲げたような効果を出した時のようです。

ただ、これは方向性を間違えると一発芸のような感じになってしまうので、
そこは慎重に使っていきたいです。

音を曲げると時間軸が一瞬歪むので、表現の幅が無限に広がります。
音楽の中では0.1秒ずらすだけで大きな効果があります。
ずれちゃった、ではダメで、コントロールしてずらすのがポイント。
これは大変技術のいることですが、共演者と最高のタイミングで歯車があってそういう体験ができると、
パラレルワールドは本当に存在するんだ、と思えるような、
複数の時間軸を自在に行き来できるような状況になる事があります。
私が経験した事はまだまだその片鱗だと思うのですが、このグリッサンドヘッドジョイントで、
今まで体験した事のないような超時空の感覚を目指します!

あまり器用なタイプではないので、この頭部管の本当の声がどこにあるのか、
じっくりと時間をかけて付き合っていかないとまだまだわからないところもあります。
またこの頭部管と比較して、もともとのヘインズも素晴らしく、ますます愛おしく感じます。

グリッサンドヘッドジョイント、時間をかけて付き合って、仲良くなっていきますので、
まだ聞いたことのない方はどうぞ楽しみしていてくださいね!

vol.48 暑い夏を乗り切る練習法

毎日暑いですね!こうも暑い日々が続くと、
練習の意欲も下がってしまいますよね。
さて、この暑い時期のフルート練習をどう乗り切るかですが…
一番のおすすめは練習しないこと!クーラーの効いた部屋で、
冷たいビールを飲みながらひたすら暑い時期すぎるのを待ちましょう。

フルート演奏だけでなく、すべての目的を持って遂行する作業は、
モチベーションを保つのに、技術や工夫が必要ですよね。
とくに趣味の世界になると、どこにゴールを設定するかは、
人それぞれ違うものだと思います。

音楽やフルートがなくても生きて行くことは可能です。
人生になくても良いものだからこそ、そこに時間や情熱をかけることは、
かけがえなく美しいことだと思います。
そこから得られる喜びは何物にもかえられない豊かさがあります。

フルートや音楽に興味を持って私のところに来てくださった方には、
ぜひ上達してますます豊かな気持ちになっていただきたいです。
そのためにお手伝いすることは私の喜びです。
一緒に新しい世界が開ける体験ができた時の感動は言葉にできません。

そんな上達のためのゴール設定の方法について少しお話します。

個人的な話になりますが、趣味である乗馬の上達のために、
どんな方法があるのかインターネットでいろいろと調べました。
そうすると、主に英語のサイトですが、
次から次に、指南書というか、
このやり方をやれば、確実に上達可能というサイトが出てきます。
詳細に知るには、相当の金額のコースを受講が必要とのページが。(泣)
というわけでまだ無料で見れる範囲しか見ていませんが、
すべてのサイトに共通するのは、明確なゴール設定と、
そこに至るまでのプロセスを非常に細かく設定していること。

馬術という伝統のある分野でシステム化されたやり方に感心した次第ですが、
音楽や他の事にも共通する事だと感じました。

とはいえ、音楽は目に見えないものだし、人と比べるものではなく、
喜びを共有するものなので、
ゴールの設定自体がなかなか難しいと思います。

もうすでに十分素晴らしいのに自信が持てないケースや、
自分が持っている才能や技術を使いこなせていないケースも多いです。

こういう事は意識してゴール設定をすることで解決できるような気がしています。

音楽は、その時自分を取り巻く環境、自分が今までやってきたこと、
そして、これからどうやって生きていきたいか、すべてが音になって表れます。

カノンにいらしてくださる皆様一人ひとりの音の旅、
その行き先は音を出す人自身にしか決められませんが、
そのガイドとして、時々登場して、
この道筋でいくと楽だよ、とか、こんな道もありますよ、
などとアドバイスをして、
その旅路を豊かで実りあるものにするのが私のゴールの一つです。

私は私の音の道を旅しています。
時々道が交錯して新しい道が生まれることもまた喜びです。

今月はレッスンの時にゴール設定の話もしていきたいと思っています。

vol.47 アンサンブルミーティング 大成功!

このスクールを立ち上げる時に、
年に1回は超一流の方とのセッションを体験できる、
Flute Partyを開催すると決めました。

実際にやってみると、アンサンブルにはアンサンブルのテクニックがあって、
例えばイントロやエンディングの作りかた、合図の出し方など、
一対一のレッスンではカバーしきれない要素があることに気がつきました。

そこで同じ楽器のフルーティスト同士で、
アンサンブルのテクニックを実践/実験する場を設けよう、
と始まったのがこのアンサンブルミーティング。

フルーティストのみの参加ですので、
普段ピアノ、ギター、ベース、ドラムに助けられている要素を、
全部自分たちでやります。

初めての方は自分の音にフォーカスし、
慣れている方には、他のフルーティストの伴奏を(フルートで)担当します。
色々な段階の方が集まる会だからこそ可能な実験です。

みなさん必ず何しかしチャレンジは設定しています。
他の方のサポートで入った場合、
どうやったら気持ち良く演奏してもらえるか、
瞬間瞬間で工夫するなど、どのような段階の方でも収穫があります。

普段は伴奏してくれる他の楽器に頼っている一面が浮き彫りになって、
一瞬でも気を抜くとどこをやっているかわからなくなる怖さはあります。
何かあったらいつでも助けに入ろうと私もスタンバイしているのですが、
今回嬉しかったのは私が入る場面がほとんどなかったこと!

みなさんしっかり自立して、自分の音を出して、
共演者の人とタイミングを合わせて、
素晴らしいアンサンブルを奏でていました。

音楽家同士にはテレパシーがあるというのは、
ジャズの歴史を体現するMary Lou Williamsの言葉ですが、
本当にその通りだと思いました。

言葉で説明したらものすごく時間がかかってわかりにくいことを、
音で会話したら一瞬で実現できる。

音は言葉の先を行く、と谷川俊太郎さんが著書でおっしゃられていますが、
これもまさにそうだと思います。

受講生の皆さんの演奏を聴いていて、
浮かんだもう一つ浮かんだキーワードは「和して同ぜず」。
良いジャズのアンサンブルを作るためには、
和と自立の絶妙なバランスが必要なのだと言うことがよくわかりました。

本当に一人ひとりが素晴らしい演奏で大満足です!

vol.46 フルーティストのためのジャズフルートバイブル

例えば、冷蔵庫の食材を整理したり、タンスの中の洋服を整理するとスッキリして、
次に何が必要かが見えてくる事ってありますよね。
音楽も一緒でレパートリーを整理するだけで、格段にレベルアップします。

もちろん、片付いていないキッチンから絶品料理を生み出す天才タイプの人もいるので、
一概には言えないかもしれませんが、人生の中で一度は自分のレパートリーを整理して、
これとこれは絶対に自信を持って提供できる、という曲を把握しておく事は絶対に損はないと思います。

今回のアンサンブルミーティングでは、参加してくださるフルーティストの皆様に、
「この曲は自信を持って、フルートの(自分の)音色に合う」という曲を選んでもらいました。
私だったら思いつかないような曲を持ってきてくださる方もいて視野が広がっています。
音楽に正解はないということを改めて感じます。

いよいよ6月24日のアンサンブルミーティングにて、
第一回目のフルートバイブルが完成します。
とっても楽しみです!

Vol.45 祝!南相馬での初JAZZ ワンポイントレッスン開催


南相馬で初のワンポイントレッスン。
南相馬でジャズフルーティストが集まるきっかけになるかと、
タイミング的にはゴールデンウィークが良いだろうとのことで急遽開催しました。
告知期間が短かったので、残念ながらフルーティストは来なかったのですが、
嬉しいことに才能のあるベーシストが参加してくださいました。
今回は楽器はなんでも可にしていて、これは私も初めての経験だったのですが、
実際にやってみて、今まで自分が経験したジャズのアンサンブルを機能させる方法や、
こうしたらソリストがソロをとりやすいよ、とかいろいろなアプローチが可能だということがわかり、
私にとっても実りある体験でした。

南相馬でこうしたイベントができることの最大の魅力は会場を借りることが簡単なことです。
パッと思いついたタイミングで気持ちの良い、ゆとりのある空間でこうしたイベントができること、
非常にありがたいです。銘醸館さま、いつもありがとうございます。


Vol.44 南青山サロン6月のアンサンブルミーティングに向けて。

アンサンブルミーティングも今年で3回目です。
試行錯誤で続けてきましたが、
だんだん有効な利用法が見えてきました。

参加してくださる方は、
初心者から経験豊富な方まで幅広いです。
初心者の方は、まず人前で吹くことに慣れること。

発表の場ではなく、実験の場ですし、
サポーティブなフルーティストしかいませんから、
安心して色々試してみてください。

経験者の方は、自分のメインの曲はもちろん全力でやっていただきたいのですが、
おそらく一番技術向上に役に立つのは、
他のフルーティストの伴奏をする時でしょう。
なかなか伴奏をする機会は私たちはないのですが、
人前で演奏する場合、伴奏してもらう事は多いと思います。

その伴奏してくださる方と同じ土俵で話をするためにも、
どうやってメインのメロディを吹いている人を気持ち良く引き立てるか、
この事が実感として掴めたら、大きな成長につながるでしょう。

今回はそれぞれがメインの曲を持ち寄って、
フルーティストのためのジャズフルートバイブルを作る他、
人数がいないとできない、リズムの練習などもやる予定です。
時間の芸術である音楽、
リズムの概念を私たちフルーティストもはっきりと、
打ち出す事の重要性を感じていますし、今回は色々と試してみたいです。

また、上級者用にMike MinieriのSara’s Touchをアレンジしました。
この美しい曲は様々な転調(珍しいKey含む)だけでなく、
リズムの仕掛けも大変素晴らしいので、
この曲を演奏する事によって、自分の中のとっておきの引き出しを作れる事と思います。

Vol. 43 ふえが増えた!


Can On Music Schoolでは、音楽を通して豊かな日々を送りたい、
という気持ちを大切にしています。そのような気持ちがあれば、
経験の有無や、年齢を問わず、一緒に時間を過ごす事で、
何かお互いにとって有意義なものが見つかると信じています。

いらしてくださる方一人ひとりが本当に幅の広い魅力的な個性をお持ちです。
様々な魅力的な音と接するうちに、
音楽を深く語る時の自分の方向性の変化や、
新たな視点が増えているのを感じています。

どうしてもある程度の経験を積むと、
初心に戻るのが難しくなる時があります。
偶然か必然か、私も別の角度ではありますが、
今、完全に初心の状態にあって、
そういう時に例えば新しく楽器を始めたい、
という方がいらしてくださるのは、何か運命を感じます。

例えば運指がわからないという場合、
フルートはもう考えなくても自動的に指がそこに行くようになっていて、
なかなかそういう気持ちを共有できなかったのですが、
今、チャレンジしている事に置き換えると、
運指のコントロールの難しさに大いに共感します!

何にチャレンジしているかというと…能菅です。
話せば長くなりますが、短くまとめると、
日本の伝統芸能の原点を知る事で、
西洋の音楽の最先端のシステムを使った表現とのバランスが、
自分の土台としてしっかり根付くのではという希望のもと、
今年から一念発起し一噌幸宏先生に習っています。

日本の笛のシステムは驚く事ばかりですが、
音階の概念がない事、打楽器的要素も担当する事など、
大変興味深く、これを普段のフルート演奏に活かせたら、
どんなに素晴らしい事か… !
まだまだ道のりは長いですが、能菅を注文したし、
もう後戻りはできません。

そのうちご披露いたしますので、楽しみにしていてください。

(写真は今お借りしているものです)

それで、初心の気持ちがわかるというのは、
能菅の場合、自分の中でイメージがあるのに、
指が思うように動かなかったり、
そもそもイメージの概要がつかめなかったりという事が、
痛いほど身に染みてわかるのです。

でも、この状態をフルートの今できている事と、
比較しながら一つ一つ分析する事で、
今までにないフルートの理解にもつながるような手応えがあります。

もう一つ、初心の気持ちがわかるのは、
趣味で南相馬で続けている乗馬です。

こちらはまったく思うようにいかないですが、
このもどかしい気持ちもまた、
発展途中のフルートの事に結び付けられるような気がしています。

馬と関わっていて、一番音楽にフィードバックがあるのは、
アンサンブルに関してです。

馬は、例えば、内心人間が怖いと思っている場合、
表面上はどんなに平気なふりをしていても、
それを鋭く察知して、人間をバカにする、
或いは一緒に怖がって手に負えなくなってしまうそうです。

私たちの表情や仕草の微細な動きから、
感情を読み取っているのですね。


考えてみると、アンサンブルするときは、
音の会話だけでなく、体の動きや仕草からも多くの情報を入手して、
それを元に音楽を進めます。
指揮が一番の例ですが、音が鳴っている瞬間だけでなく、
その前後の身体の動きにもアンサンブルを成立させるための、
多くの情報が含まれているのですね。

また、馬と接して、わかったもう一つのことは、
自分の意思だけでは物事が進まないということ。

音楽に置き換えると、強い意思があれば、
理想のアンサンブルを作ることが可能と思っていましたが、
そうではなくて、思いが通じていないと思ったら、
押し続けるのではなく、きちんと伝わるまで待つ事の重要性を学びました。

音楽だけだとこの辺りの事が、
他のもの事にカモフラージュされてしまって、
見落としてしまうこともあるのですが、
馬との関係性だと、うまくいかない時は、
何をやっても、ウンともスンとも、馬は動きません。
でも、ちょっと待ってみて、全体を眺めて、
気持ちが揃うタイミングで合図を出せば、
驚くほどスムーズにコミュニケーションが取れる事があります。

これはもちろん音楽にも応用できるし、
はっきりとわかったのは大きな収穫でした。

乗馬は最高に楽しい趣味ですが、
どんな趣味でも、趣味からのつながりは、
考えもしないところに簡単に繋がれる、
すごいツールだと思います。

カノンにいらしてくださる皆様には、
音楽という素晴らしい趣味を様々なところにつなげて、
どんどん豊かな気持ちを広げていってほしいです。


vol.42 フルートティストのフルーティストによる、
フルートのためのジャズスタンダードバイブルを作ろう!


Can On Music Schoolにいらしてくださっている皆様は、
様々な音楽的背景/人生経験/それぞれが持って生まれた、
素晴らしいセンスを持ち寄ってきてくださって、
私もとっても良い刺激を受けています。

毎年秋の恒例フルートパーティは個性あふれるバラエティ豊かなラインナップになっていて、
それが今から楽しみなのですが、ここであえて、
それぞれが「ジャズフルーティスト」として自信を持って演奏できるレパートリーを、
再確認すべく、6月に開催を控えるアンサンブルミーティングのテーマを決めました。

自分のジャズのレパートリーの中で、
一番気持ちよく吹けるものをそれぞれ持ち寄って、
ジャズフルーティストによるフルートのためのスタンダードバイブルを作ります。

フルート(自分)の音色が一番響かせることができる、
心の底から気持ちよく吹ける曲。他人と比べるものではなく、
吹いていて、自分が気持ち良いと思うもの、自分自身に感動するもの。
体の中で気持ちよく空気の振動を感じられれば、
きっとそれは聞いている人も感動するものになるはず。

ジャズの歴史の中ではどちらかといえば脇役だったフルートですが、
そういう垣根も今は無くなっています。

どのような曲が集まるか、今から楽しみです。
私もポイント別に自分が気に入っている曲を提案します。

2018 Mar

vol.41  祝!即興ワークショップ初開催@南相馬

今年は即興演奏やコンダクション(即興指揮)をもっと深めたいと思っています。
ジャズの重要な要素の一つでもある即興ですが、
音楽の表現のカテゴライズとなると、
ジャズと即興は別のものです、

音楽の形式だけで言えばコードがある程度支配し、
リズムもどんなに複雑な形をとったしても枠組みがあるというのが、
ジャズの音楽形成のベースになっています。
このしっかりした枠組みというのがキーポイントで、
ジャズの中の即興は枠組みがあって大体の深さや距離がイメージできる、
プールで泳いでいるようなイメージだとしたら、
即興はどこまで泳げば良いのか、どのくらい深いのかも、
行ってみないとわからない、海で泳いでいるような感覚に近いです。
どんな音楽でも自由と秩序のバランスが重要です。

即興はやりたい事をやりたい放題という事ではなくて、
今自分がいる空間で、自分自身や同じ空間を共有する素晴らしい仲間と、
どれだけその瞬間を感じ、共有し、大切にその瞬間を生ききるか、
そこにフォーカスする事が醍醐味だと感じています。
時間の芸術/数学とも言われる音楽の喜びを、
最大限に感じる事のできるアプローチです。

意外に感じるかもしれませんが、
即興の手法はある程度体系立てて語る事が可能です。
そして、それを他のジャンルでの活用となると、
無限の可能性を持ちます。
即興のコンセプトを自分の中に持つ事ができれば、
必ず自分の音楽にとって良い影響があります。
ですので、どんなジャンルでもを演奏したい方にも、
是非本格的な即興を体験してみることをお勧めしています。

東京では何度か開催した即興ワークショップですが、
南相馬ではどのくらい反応があるかが未知数で、
でも、とにかくどこかで始めなければ、永遠に始められないので、
後先考えすに場所と日程を押さえたのが今回。

南相馬で活動するようになって本当に良かったと思うことは、
素晴らしい場所が簡単に利用できるという事。
ありがたい事に東京でも良い場所でさせていただいていますが、
今、気に入って利用している場所に出会うまでは、
涙なしには語れないさすらいの日々もあったし、
良い場所は当然競争率も高いので、
かなり前から計画をしないといけないし、
失敗できない、というのプレッシャーがあります。

今までの自分のパターンでは考えられない、
フットワークの軽さで今回の企画を準備して、
どうなるかわからない実験的な気持ちで臨んだ会でしたが、
結果的には大成功!
こういうやり方もある事が体験できてすごく良かった!

今回のワークショップに参加してくださった方は、
ギター、鍋の蓋、おろし金、法螺貝など、
南相馬ならでは?の楽器もあったりしてとってもユニーク。

今回集まったメンバーが偶然か必然か、
音楽的にオープンで柔軟な心の持ち主で、
新しいことにチャレンジすることを恐れないこと、
その空間にいる全員の音を尊重すること、
全てが可能な優秀な3名が集まりました。

譜面に書いたらものすごく難しいことを、
瞬間的に可能にするのが即興の醍醐味。
この日も素晴らしい作品がいくつか出来ました。
全員、即興指揮にもチャレンジして、
楽器の技術だけではなくて、
音楽構築のアイディアもいろいろと実験しましたよ!

ワークショップで行う即興は1960年代以降、
ロンドンで起きた即興の流れの考えかたをベースにしています。
おすすめの本がいくつかあります。
デレク・ベイリー著「Improvisation 即興の彼方へ」
日本語訳もありますので、興味のある方は是非!

2018. Feb

Vol. 40 2018年 どうぞよろしくお願いいたします



古代ローマでは幾何学/算術/天文学/音楽は同じ、
リベラルアーツという括りで学ばれていたそう。

幾何学は平面の数学で音楽は空間の数学であるというのをどこかで読んだ事があります。
そんな音楽の数学的側面をわかりやすく書いた本はないかなと探していたのですが、
ついに、理想の本に出会いました。

音楽の美しい宇宙
Jason Martineau 著 山田美明 訳
創元社 アルケミスト双書

音楽を数字でとってもわかりやすく解説しています。
挿入されているグラフィックが本当に美しくて、
それを見ているだけでも直観的に身体に入ってきます。

理論書とは一線を画す独自の体裁の本です。
音楽の仕組み~記譜法まで小さな一冊にまさに宇宙が凝縮されています。




ちなみにコードには様々な表記がありますが、
Standardized Chord Symbol Notation のシステムを使用するのがおすすめです。
このシステムはCount Basieのアレンジャーとして有名なSammy Nesticoが推奨していて、
私も昨年ごろから徐々にこれに切り替えています。
コードのグラフィックから、積み重ねの仕組みまで、
細部にわたって書かれていて、
これを使うと曖昧な表記が不可能になるので、
自分の思い通りのサウンドを書くことができます。

逆に自分がどの音の組み合わせを欲しているのか、
明確にわからないと書けないので、
コードのシステムを完璧に自分のものにできます。

システムを理解するのに、ちょっと時間がかかると思いますが、
その分得られることが多いです!
この本もおすすめしたいのですが、残念ながら絶版になっているようなので、
興味のある方はレッスンでお伝えしますので、お声がけください。

2018 Jan