︎
   
                       
遊佐未森さんのSalon de Mimo 「新しい室内楽」、
浜離宮ホールでのコンサートのリハーサル。
未森さん、大口俊輔さんのピアノとアレンジ、チェロの越川和音さんとのカルテットで、
嬉しいことに3年続いているアンサンブルです。




プロ活動をはじめたときから、記譜がない世界で仕事をしてきたので、
最初の年は、書いてある音符をその通りに演奏する、という工程は新鮮な体験でした。
新しい事にチャレンジできるというのは、なんとも嬉しいです!
そして3年間、同じメンバーで続けられて、どんどん発見があります。
最高に楽しい体験をさせていただいています。

先日のカノンの即興ワークショップでもお話しましたが、
(そうそう、即興ワークショップのレポート更新したので、ぜひご覧ください)、
西洋クラシック音楽は、記譜の方法の発達と共に、音楽の本質から離れた所があって、
それを理解した上でどうやって書かれた音符と向き合うかが大切だと感じています。

楽曲を深く理解すると、音符の書かれている意味が見えてくる。
昨年末未森さんのクリスマスコンサートのシリーズ、
ギターの西海孝さんとのトリオ。
こちらもありがたいことに、短い期間で同じメンバーで複数回演奏できたので、
毎回更新しつつ、ほとんど暗譜してできるようにして取り組みました。
1曲1曲真剣に向き合った結果、未森さんの音楽がより理解できました。

未森さんの音楽は言葉の魅力もすごいですが、それと音とのバランス、
音楽への深い信頼の世界に、
演奏しながら安心して没入できる事、本当に喜びです。

その経験を踏まえて、今回の大口さんの素晴らしいアレンジに対して、
良い意味で前より力の抜けたアプローチで向き合えるようになりました。

記譜された音楽への取り組み方は、
喜んでその音を演奏したい!というところまで理解できれば、

書いてある音符もそうでないものも、境目がなく自由で立体的な音像。
これが、未森さんのおっしゃている、
喜び溢れる新しい室内楽なのかな、と感じています。

音楽への深い信頼とフレッシュな世界、とっても楽しみです。
---------------------------------------------------

喫茶茶会記での南無観、無事終了しました。
今回のテーマは呼吸でした。
いらしてくださった皆さま本当にありがとうございます。

喫茶茶会記の音環境はもちろん気に入っていますが、
ヨーガが入ることによって、環境に影響されない自分本来の身体を感じることで、
さらに気持ちよい状況が整います。

呼吸を合わせることで、言葉では表せない一体感も生まれます。
まるでフェスにいるかのような気持ちです。
ヨーガの呼吸で身体を整えているので、それぞれが自分の身体を見失うことなく、
独立して存在し、さらに一体感もあるハイブリッドな空間が生まれます。

事前にヨーガをする事で、身体はリラックスして、
でも頭脳は明晰な状態でステージに臨むと、
たとえ自分の音楽であっても普段より深く音楽が理解できる気がします。

シュトックハウゼンが奏者に瞑想を要求したり(時には断食すら!)するのも、
きっとこういう効果の延長にある世界を表現しているからでしょうね。

今まで漠然と取り組んできたヨーガですが、音楽で聞いてくださる方を癒したり、
気持ちよくなっていただきたいと思うと、ヨーガとの共通点がたくさん見つかって、
もっと本格的にヨーガも勉強したいと思っています。

吸う息は交感神経を、吐く息は副交感神経を刺激・作用するそう。
フルートの演奏は必然的に吐く呼吸が長くなりますが、
だから聞いていて心地よいのだね、と陽佳さんが言ってくださいました。
陽佳さんとのコラボレーションで新しい世界を見せてもらっています。
本当にありがとう!
---------------------------------------------------

ライブレポートのページ更新しました。
1月11日青い鷲の13の視点 第1回目スタート!
-------------------------------------------------
昨日は陽佳さんのシヴァナンダヨーガのクラスに参加してきました。
その後、ちかくのカフェで閉店まで金曜日のナムカンのうちあわせ。
陽佳さん、レッスン後お疲れのはずなのに、エネルギーでいっぱい。
やるべきことにフォーカスしていると、力がみなぎってくるのを実感。

今回のナムカン+ヨーガのテーマは「呼吸」。呼吸=生きること。
呼吸を合わせるだけで、会場に一体感が生まれます。
陽佳さんのヨーガのコーナーが加わって、
茶会記でのアコースティックの即興コンサートの理想の環境が整いました。
ヨーガを通して、自分の身体にフォーカスして、
そこから音を聴いていただくと、固定概念や雑念が消えて、
ただただ、素のままの音が入ってきます。それはそれは気持ち良いですよ!

ヨーガの呼吸法に関しては明日、詳しくは陽佳さんから解説がありますが、
呼吸をコントロールすることが「気」だとしたら、音楽は気、そして呼吸そのもの。

陽佳さんのすごいところは、
今でも十分素晴らしいのにもっともっと貪欲に勉強を続けていること。
陽佳さんが学んだ場所の一つ、友永ヨーガ学院は私も10年ぐらい前、
断食コースで会員として通っていた時期があって、
その頃からきっとこう言うご縁がつながっていたのだと思うと感慨ぶかいです。

明日は旧暦の大晦日。心も身体もクリアになること、本当に楽しみです!
---------------------------------------------------
2020年明けましておめでとうございます。
本年も皆様にとって音楽と愛溢れる一年になりますように心より願います。



令和元年は私にとってエレクトロニクスの道がひらけた年でした。
最初に影響を受けたのは坂口光央さん。
もっと一緒に演奏したり、色々と聴いたりしたい、
と思っているうちに、全く別のルートから、
Giga Noise スピンオフに声がかかりました。

そこで一楽儀光さんと運命の出会いを果たします。
流れのままに、気がついたら、機材も揃い、
ひたすら、エフェクターやAbleton Live ! に取り組みました。

エレクトロ二クスの表現は、私にとって、全く新しいものではなくて、
今までの表現の延長線上にあるものなので、

楽曲の表現の中にもどんどん取り入れたいと思っています。
もちろん、全く新しいアプローチにもトライします!

新展開で一番良かったことは、一緒に演奏できるミュージシャンや場所が増えたこと。

ドミューンや瀬戸内国際芸術祭など今までは全くご縁がなかった、
素晴らしいところに出演できたこと、
そして、アメリカから来日したVictoria Shenさんをはじめ、
素晴らしい電子楽器・自作楽器・モジュラー奏者の方と共演させていただきました。

それだけでなく、今年大変お世話になった遊佐未森さんのツアーでも、
ぜひエフェクターを取り入れよう、というアイディアをいただき、
思いも寄らない展開でしたが、これがとってもうまくいって、
この表現の様々な環境での可能性をますます感じています。

チャレンジを成功させてフレッシュな音を作り続ける、
尊敬するミュージシャンと共演できる事、本当に幸せです。

そういえば、最初に影響を受けた二人のミュージシャンの名前に「光」が入っていること、
この文章を書きながら気がつきました。
エフェクトのアプローチは私にとってまさに光の表現です。
これからどうなるか、本当に楽しみ!

そんな音楽の土台となる企画が、1月11日よりスタートします。
下北沢のOTOOTOにて、全部で13回のシリーズです。
数ヶ月に1回のペースで、数年かけて開催します。
全て、フルート+エフェクトのソロです。毎回録音して作品に残します。


嬉しい事に、フライヤーはスイス人のデザインチームso+baが担当してくださって、
写真はNEW YORK DRY CUTのWORKSのチームが全面的に協力してくださいました。
最高の体制でのスタードです!ぜひぜひこのシリーズを見届けてください。

もちろん、エフェクトと対になるアコースティックや能管などの古典の勉強にも、
ますます励んで、喜びの音をお届けして参ります。

1月24日にはヨーガ講師の青木陽佳さんをお迎えし、
即興音楽とヨーガのコンサート「南無観」を開催します。
音響が大好きな会場、喫茶茶会記でのソロフルートです。
何年も続けている企画ですが、
昨年、陽佳さんのヨーガが入り、理想の形に進化しました。



私にとって音楽でとても重要なのは「からだがよろこぶ」という事。
即興音楽にはその要素が強いと感じていますが、
ヨーガは入る事で、より分かりやすく、感じていただけるようになりました。
普段着のままでできる簡単な動きです。
ものすごく気持ち良いですよ!ぜひぜひご参加くださいね。

今回の南無観では、カエルと花の写真のパイオニア、光と色の表現が最高に美しい、
写真家の谷和葉さんが鳥取で撮影してくださった写真に音楽をつけた、
映像作品「Connecting Places」の新作を上映します。

即興演奏を重ねる事で場所と場所をつないでいきます。
Ableton で編集した音を追加する予定で、
Connecting Placesもいよいよ次のステージに突入します。

そんなわけで1月はエレクトロニックとアコースティックの両方で、
最高の環境でのライブからスタートです。

Blog 2019 →
Blog  2018 →