Guest :Benedict TAYLOR
Place:London
Date:2010
同世代の音楽家に出会えると、大変うれしいのですが、
Benedictさんの音楽を初めて聞いた時は、衝撃を受けました。
現代音楽に精通する音楽的友人は今までいなかったのですが、
さらに、ヴィオラという楽器の概念を超えるアプローチに、
とっても魅かれて、ロンドンで初めて、自分名義でライブが出来る事になった時、
迷わずメンバーにお願いした一人です。
確かなテクニックに裏付けられた、ダイナミックで、感覚を研ぎすまされる音世界の持ち主。
ボリウッドの映画の音楽監督でもあるのですが、インド映画でも、
革新的なものに関わっていらっしゃって、インド映画に即興の要素を持ち込むという事が、
伝統的で保守的な流れからすると、かなり挑戦的だと思うのですが、
そうした行動からも、常に時代にあった新しい表現を追求する姿勢が伺えます。